サバの臭み取りの方法はこれだ【超簡単3選】

料理

サバの生臭さをとるにはどうしたらいいの?どんな方法があるの?

サバは焼いてよし、煮てよしで調理もしやすい、さらに栄養満点の非常にありがたいお魚

塩焼きサバとかサバの味噌煮とかめっちゃおいしいですよね

でもサバは鮮度がよくても中には生臭さがあることも

そのまま調理したら料理にも生臭さが残ってしまいます

時間をかけて作った料理に魚の生臭さは残したくないですよね

そこで今回は料理に使う前の一手間としてサバの生臭さを取る方法3選を紹介していきます

 ✔︎ この記事の筆者

ブログ筆者 ヒロ

都内の有名フレンチレストランやミシュラン星付きフレンチレストランのキッチンに従事

料理人ブロガー

料理を作ること食べることのお役立ち情報発信

この記事を読んでサバの生臭さを取って、よりおいしいサバ料理を食卓に並べてみてください



サバの臭み取りの方法はこれだ【超簡単3選】

こちらがサバの臭み取りの方法3選になります

振り塩

・お酒に浸す

霜降り

どれも効果的で調理する前の一手間として大事なポイントになります

臭み取りをするのとしないのとでは全然違うのでぜひやってみてください

それでは1つずつ解説していきます

振り塩

サバに塩を振って10分〜15分置いときましょう

これは浸透圧を利用して魚の生臭さを取る方法

サバに限らずですが食材に塩を振って置いとくと、浸透圧によって食材の中の水分が表面に浮き出てきます

ここで言う浸透圧ものすごく簡単に説明すると、サバの中の水分が塩分濃度の濃い方へ移動すること

この水分の中にサバの臭みが含まれてるので、これをキッチンペーパーで拭き取れば生臭さを取り除くことができます

塩の量の目安はサバの重量の1%

サバが100gなら塩は1g、サバが50gなら塩は0,5gということです

塩の量は多すぎるとサバが塩辛くなってしまい、少なすぎても生臭さを取り除くことができません

ヒロ
ヒロ

身側に7、皮目に3くらいの割合で塩を振るとちょうどいいです

振り塩はサバの焼き料理に適した臭み取りの方法です



お酒に浸す

お酒がサバ全体に行きわたるくらいに浸して10分〜15分程置いときます

ヒロ
ヒロ

ジップロック入れて空気を抜けば少ないお酒の量で済みます

日本酒、料理酒、白ワインなんかがサバの臭みを消すのに適してますね

料理をしてるとお酒を使うことがありますが、お酒の香りやアルコールには生臭さを抑える効果があります

10分〜15分浸したらお酒を切ってキッチンペーパーで水気を拭き取りましょう

サバを加熱する前に浸しておくだけで臭みが取れていきます

霜降り

お湯をかけるか、浸して臭みを取る方法を霜降りと言います

霜降りに使うお湯の温度は80℃〜90℃が適温です

ポイントは表面だけを加熱すること

サバの臭みは中の方よりも表面、または表面に近いところについてるので、お湯で表面だけを加熱すると同時に臭みを落とすイメージです

沸騰したお湯を使うとサバの中まで加熱されたり身が反り返ったり縮んだりしてしまいます

あくまでもサバの中は加熱せずに表面だけを加熱して臭みを取ります

こんな感じでお湯の中に2〜3秒入れるか、お湯をかけるかします

お湯に浸す
お湯をかける
ヒロ
ヒロ

サバの表面がうっすら白っぽくなれば大丈夫です

霜降りしたら余熱でサバの中まで加熱されないように冷水に入れます

サバが冷えたら水気を拭き取って料理に使いましょう

霜降りは主に煮込み料理のときに使う下処理の方法なので、サバの味噌煮とかを作るときに適してます

塩サバに臭みとりは必要?

スーパーで売ってるサバには加工されてない生のサバと、塩水に漬けて味が付いてる塩サバがあります

この塩サバは塩味をつけてるときに臭みもほとんど取れてるので臭みとりは必要ありません

軽くキッチンペーパーで表面の水分を拭く程度で大丈夫です

そのまま焼いたり煮たりするだけで食べれるので一手間減って、気軽に調理できます

臭み取りの必要がないふっくらジューシでおすすめの冷凍の塩サバがこちらの記事に書いてるのでご興味あれば読んでみてください

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ヒロ
ヒロ

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まとめ

ここまでサバの臭み取りの方法3選を解説してきました

振り塩

お酒に浸す

霜降り

サバの臭みが残ってると最終的にできあがった料理にも臭みが残って、味わいや香りにも影響が出てしまいます

今回解説した方法で臭みはかなり取れるので、料理に使う前の一手間としてぜひ試してみてください



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