焼きおにぎり焼いてたら崩れちゃうけど、どうやったら崩れないかな
焼きおにぎりを手作りで作ろうとしていざ焼いてるときに、ボロボロ崩れてしまうことがあります
せっかく握って焼いてるのに崩れてしまっては元も子もありません
おにぎりにおいしいそうな焼き色がついてこその焼きおにぎり
おにぎりに香ばしさをつけるために焼いて食べたい、そんな思いが焼きおにぎりを作る気持ちを奮い立たせます
そこでこの記事では焼きおにぎりが崩れる原因と崩さないための方法を解説していきます
【この記事に書いてること】
・焼きおにぎりを崩さないようにする作り方
・焼きおにぎりが崩れる原因
・焼きおにぎりの作り方
・焼きおにぎりを失敗したときのリメイク方法
✔︎ この記事の筆者
・都内の有名フレンチレストランやミシュラン星付きフレンチレストランなどのキッチンに従事
・料理人ブロガー
・料理を作ること、料理を食べることのお役立ち情報を発信
この記事を読めば焼きおにぎりを崩さずに、キレイな形のこんがり香ばしい焼きおにぎりを作れるようになること間違いなしです
ぜひ最後まで読んでください
焼きおにぎりが崩れない3つのポイント
焼きおにぎりには崩さないためのポイントが3つあります
どれもちょっとしたことですが大事なことです
このうちの1つでも欠けてしまうと崩れるリスクが高くなるのでぜひ参考にしてください
【焼きおにぎりを崩さないための3つのポイント】
・おにぎりは強く握る
・醤油やタレでの味付けはほどほどに
・温かいご飯でおにぎりを作る
おにぎりは強く握る
普通のおにぎりを作るときよりも強く握りましょう
お米はギュッと握られることでお米同士のでんぷんで強くくっついて、焼いてるときにお米の水分がなくなって崩れたり、転がして崩れたりすることがなくなります
さらに強く握ることでお米同士が密着して接着面も増えるので強度が増します
ふわっと握ると接着面は少ないね
醤油やタレでの味付けはほどほどに
お米のでんぷんの粘着力を活かすために
握る前の醤油やタレでの味付けはほどほどにしときます
焼きおにぎりを作るにはお米の粘着力がすごく必要です
粘着力を存分に活かしてお米同士を強くくっつけることが大事だね
温かいご飯でおにぎりを作る
お米のでんぷんを活かせるタイミングもあります
温かいお米の方が冷めたお米よりもでんぷん質の粘り気が強いです
粘り気がある方がお米同士が強くくっつくので頑丈なおにぎりになって焼いてるときも崩れにくくなります
冷めたらレンチンで程よく温めよう
焼きおにぎりが崩れる原因
ここからは焼きおにぎりを作るときに崩れてしまう原因を解説していきます
崩れる原因さえわかってればそれをしなければいいだけなので崩さないで作れるようになります
焼きおにぎりを作るときは次のことに注意しながら作ってみましょう
【焼きおにぎりが崩れる原因】
・おにぎりの握りが弱い
・醤油やタレなどの水分が多い
・冷めたご飯でおにぎりを握ってる
崩さないためのポイントの逆だね
握りが弱い
普通のおにぎりは柔らかくふわっと握って形を整えるだけで崩れることはほとんどありませんが、焼きおにぎりの場合は普通のおにぎりの感覚で握ってると崩れてしまうことが多いです
お米に含まれる水分とでんぷん質があることでねっとり感がでてきて握ったときにくっつきはします
乾燥されるうえに何度か転がしながら焼くのでおにぎりにわずかな衝撃が加わって崩れてしまいます
普通のおにぎりよりも刺激が加わるから崩れるリスクも高いね
水分が多い
お米は水分が足されると粘着力が弱くなってくっつかなくなってしまいます
焼きおにぎりに水分が足されるタイミングはおにぎりを握る前の味付けのとき
しっかり味をつけたいからといってここで味をつけすぎると崩れてしまうので注意が必要です
焼きおにぎりの仕上げでも味をつけるタイミングはあるのでここではほどほどに
冷えたご飯でおにぎりを作ってる
冷えたご飯ではでんぷんの粘り気が弱まっておにぎりを作っても崩れやすい状態になってます
ご飯が冷め切る前にとりあえず握ってしまおう
焼きおにぎりのレシピ解説
ここからは焼きおにぎりを崩さない3つのポイントを意識しつつ、焼きおにぎりのレシピを解説していきます
焼きおにぎりもいろんなアレンジを加えることができます
【焼きおにぎりレシピ】
・焼きおにぎり
・肉みそ焼きおにぎり
・スパイスカリー焼きおにぎり
・焼きおにぎり出汁茶漬け
焼きおにぎり
【焼きおにぎりの材料】
・ごはん 300g
・醤油 20g
・みりん 10g
・にんにく 5g
・かつおぶし 1g
まずは醤油、みりん、にんにくを混ぜ合わせます
合わせたタレの2/3とかつおぶしをごはんに入れて全体になじむようにしっかり混ぜます
タレの残りの1/3は仕上げで使うから取っておくよ
ごはんを強く握っておにぎりを作ります
ここでしっかり強く握らないと崩れてしまうので、強くギュッと握ろう!
フライパンにごま油(分量外)を入れて温めたらおにぎりを焼いていきます
ごま油がなかったらサラダ油でもいけるよ
焼き色がついたらひっくり返しながら裏面や側面も焼いていきます
全ての面に焼き色をつけたらハケでタレを塗って、塗った面をもう1度焼いていきます
タレを塗った面を焼くのは一瞬だけ!
タレはすぐに焦げるから気をつけようね
全ての面にタレを塗って焼いたら完成です
最後にタレを塗って焼いてるので香ばしさが際立っておいしいよ!
肉みそ焼きおにぎり
次は焼きおにぎりに入れる具材のレシピです
これを作って焼きおにぎりに入れるとさらにおいしくなります
【肉みそ焼きおにぎりの材料】
・豚ひき肉 200g
・酒 60g、10g
・みそ 30g
・みりん 10g
・砂糖 10g
・生姜 3g
豚ひき肉にお酒(60g)を入れて置いときます
お酒に浸してお肉の生臭さを消していくよ
ここからは合わせみそを作っていきます
みそ、砂糖、みりん、酒を鍋の中で混ぜ合わせたら火にかけて濃度をつけていきます
元のみその固さくらいになるまで混ぜながら濃度をつけていくよ
こんな感じになるくらいまで
濃度がついたら生姜を混ぜ合わせて合わせみその完成です
次にお酒に浸してある豚ひき肉をお酒と一緒にフライパンに移して火にかけます
軽く混ぜながら火にかけてほぐしていこう
お酒がとんで豚ひき肉にほんのり焼き色をつけたら合わせみそを入れて全体に馴染むように混ぜ合わせます
フライパンからおろして冷めたら完成です
あとはできあがった肉みそを焼きおにぎりに入れて、先ほど解説した通りに握って焼けば肉みそ焼きおにぎりの完成です
焼きおにぎりに肉みその味わいが乗っかってペロリといけちゃう
スパイスカリー焼きおにぎり
こちらはAKOMEYAで販売されてる
大豆ミートのごはんのお供 スパイスカリー
AKOMEYAはお米を中心とした食事に合う出汁や調味料、ごはんのお供、調理道具などを扱うライフスタイルショップです
スパイスカリーはごはんと相性抜群なごはんのお供
みそや醤油も使われて作られてるのでごはんにはもちろん合うし、パンやうどんにもバッチリ合う嬉しい商品です
これも焼きおにぎりに入れて焼けば出来上がりだよ
✔︎ AKOMEYA公式商品購入ページ
ごはん、パン、うどん以外にもいろんな料理に合わせやすいので便利だよ
焼きおにぎり出汁茶漬け
【焼きおにぎり出汁茶漬け】
・焼きおにぎり 1個
・和だし 100cc
・鮭フレーク 10g
・しそ 1枚
・長ネギ 適量
・ごま 適量
焼きおにぎりを食事の〆にするためにお茶漬けにしたレシピです
焼きおにぎりを茶碗に入れて、鮭フレーク、しそ、ごまをふって周りに長ネギをちらします
和だしを火にかけて温まったら茶碗に注いで完成です
和だしは市販の顆粒のものを溶かしてもいいし、昆布やかつおぶしを使って自分でとったものどちらでもOK
香ばしさ感じる茶漬けは食事の〆に最高な一品だね
焼きおにぎりを崩したときのリメイク 〜チャーハン〜
焼きおにぎりを作ってて
やっぱり崩れてしまった・・・
なんてもこともでてきます
そんなときは焼きおにぎりをチャーハンにリメイクしてしまいましょう
なのでここからリメイク方法についての解説です
まず溶いた卵に崩れた焼きおにぎりを入れてほぐしていきます
フライパンに油を入れて温めたら卵と崩れた焼きおにぎりを入れて、混ぜながら炒めていきます
卵に火が入るまでは混ぜててトロトロするけど、しっかり火が入るとパラパラになるよ
ごはんがパラパラになったら長ネギ、ハム、中華だしの素を入れて炒めながら混ぜ合わせます
具材が炒まって塩(分量外)で味をつけたら完成です
焼きおにぎりにかつおぶしが入ってるから、かつおぶし風味チャーハンだよ
まとめ
ここまで焼きおにぎりを崩さないための3つのポイントを解説してきました
【焼きおにぎりを崩さないための3つのポイント】
・おにぎりは強く握る
・味付けのタレの量はほどほどに
・温かいご飯でおにぎりを作る
焼きおにぎりは難易度が高くキレイに形を保つのがむずかしい料理です
この記事で解説してきた崩さないための3つのポイントと崩れる原因を意識すれば形がととのった焼きおにぎりが作れるようになります
もし崩れてしまってもおいしいチャーハンにリメイクしてみましょう
ぜひこの記事を参考においしい焼きおにぎりを作ってみてください
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