生食用のタコはそのまま食べても平気なの?【そのまま食べれます】

料理

スーパーに売ってるタコに生食用って書いてるけどこのまま食べていいのかな?

スーパーでタコを買うときパッケージに生食用と書いてるのをよく見ます

生食用と書かれているとこのまま食べていいものか不安が生まれてきますよね

1度火を通した方がいいのかな、何か下処理が必要なのかな、そんな疑問が生まれてきてついつい買うのをためらってしまいます

そこでこの記事ではそんな疑問を解消するため生食用と書かれたタコについて詳しく解説していきます

 【この記事でわかること

・生食用と書かれたタコの食べ方

・生タコの下処理

生タコの茹で方

 ✔︎ この記事の筆者

ブログ筆者 ヒロ

都内の有名フレンチレストランやミシュラン星付きフレンチレストランのキッチンに従事

料理人ブロガー

料理を食べること、作ることのお役立ち情報を発信

この記事を読むと生食用の意味を理解してタコをおいしく食べれるようになること間違いなしです

余計な手間を加えずにタコを味わっていきましょう



スーパーの生食用のタコそのまま食べれる?

結論を言うと生食用と書かれたタコは手を加えずにそのまま食べることができます

ここで1つポイントになるところがあるのですが

生食用書かれてるタコはすでに加熱されてる

生食用と書かれてるので加熱されてない完全に生の状態で売られてると思われがちですが、加熱されて火が通っています

では、なぜ生食用と書かれているのかというと

この生食用はこれ以上加熱しなくても食べることができますと言う意味

加熱してないものを販売してるのではなく、1度加熱処理してるものを販売してます

いわゆる未加熱の「生」ではなく、下処理もされて火が通ってるのでそのまま食べられますよと言うことです

本当に生の状態のタコと生食用と書かれて売られてるタコを比べるとこんな感じです

大きさに違いがありますが完全に生のタコは色に透明感があって生々しさがあります

それに赤っぽくもないです

ヒロ
ヒロ

海で泳いでるタコをイメージするとわかりやすいですね

ちなみに刺身用と書かれてるタコも販売されてることがありますが生食用と同じ意味で「手を加えずにそのまま食べれますよ」と言う意味になります



生のタコはそのまま食べられるの?

まだ未加熱の状態で完全に生の状態のタコでも食べることができます

ただし、鮮度が良くてさらにしっかりした下処理をする必要があります

下処理をしないとおいしく食べれないですし、何より食中毒の危険性が大きくなるので注意が必要

タコにも多くの雑菌が潜んでて、特に吸盤にはかなりの汚れや雑菌が付いてる場合があります

吸盤は刺身にするより下処理した後しっかり火を通して食べるのをおすすめします

刺身で食べる場合の下処理

刺身で食べる場合は鮮度がいいことが前提条件になります

では下処理と刺身のやり方について解説していきます

まずは塩をタコに揉み込んで表面のぬめりと汚れを取っていきます

ヒロ
ヒロ

塩の量はタコ200gに対して大さじ0,5杯が目安です

これでタコの表面の滑りを落としていきます

この表面の滑りには細菌、雑菌、生臭さが多くあるのでこれをしっかり落としてやることが大事です

ここでのポイントはなるべく短時間でしっかり揉み込むこと

長く揉み込んでると塩味がタコに入っていき、しょっぱくなってしまいます

ちなみにぬめりが取れてくるとこんな感じになります

ヒロ
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ベタッとしたぬめりのある液体が出てきます

ぬめりが取れたらしっかり手でこすりながら水で洗い流してやります

あとは吸盤を包丁ではがすように切り落としていくのですが、足の先の方は細くなっててはがすと食べるところがほとんどなくなってしまうので、切り分けて付け根の太いところを使います

下の方の足の付け根の部分を使います
ヒロ
ヒロ

ここは少し難しいところ

よく切れる包丁使うのがポイント

吸盤を落としたらお湯を沸かしてサッとくぐらせて(霜降り)冷水で冷まします

ヒロ
ヒロ

お湯にくぐらせて表面汚れと生臭さを落とすイメージです

お湯に入れてる時間は2、3秒
火が入っていかないように冷水ですぐに冷ます

水気をしっかり拭き取ったら薄く切っていって完成です

タコの刺身は生ならではの甘味があっておいしいです

ヒロ
ヒロ

味や食感はイカに近いです

生のタコの茹で方

生のタコをスーパーに売ってる生食用タコにするやり方の解説です

刺身のときと同じように塩揉みして水で洗い流したあとに沸騰したお湯に入れて2〜3分茹でます

お湯にお酢お茶っ葉入れると茹でた後のタコの色が鮮やかになるのと、食感が柔らかくなります

長く茹でると硬くなってしまうので茹ですぎないようにしましょう

茹で上がったら冷水に落として、冷えたらキッチンペーパーで水気を拭き取ります

ヒロ
ヒロ

このとき吸盤のゴミが取り切れてないこともあるので洗って落とす、竹串などで落とす、トントンして落としましょう

こんな感じで足先もくるんと丸まってスーパーで販売してる生食用のタコになります

まとめ

生食用と書かれたタコと生のタコの食べ方についてまとめてきました

生食用のタコについて結論は、手を加えずそのまま食べれる

すでに下処理されて加熱されてるので問題なく食べることができます

火を通してない完全に生のタコと比べると加熱されてることはすぐにわかります

そのまま食べることができるので生食用のタコを気軽に料理に使って楽しむことができます

ぜひ安心してタコ料理を食卓に並べてください



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