目玉焼き失敗しちゃったなぁ・・・
卵はデリケートなだけに料理に使うのが難しい食材です
目玉焼きでも黄身はもろくてすぐにこわれるし、適切な温度で火を入れないと固まらないし、固めようと思うと焦げてしまう
そんな作るのが意外と大変な目玉焼きですが、コツと失敗の原因さえつかんでしまえば理想的な目玉焼きが簡単に作れるようになります
そこでこの記事では目玉焼きを失敗してしまう原因と対策、好みの目玉焼きの作り方やバリエーションについて解説していきます
【この記事に書いてること】
・目玉焼きの失敗の原因
・目玉焼きをうまく作るための方法
・目玉焼きのバリエーション
✔︎ この記事の筆者
・都内の有名フレンチレストランやミシュラン星付きフレンチレストランなどのキッチンに従事
・料理人ブロガー
・料理を作ること、食べることのお役立ち情報を発信
この記事を読めばキレイで美しい目玉焼きを失敗せずに作れるようになること間違いなしです
見た目にもこだわった目玉焼き作りに挑戦してみてください
失敗の原因
では目玉焼きの失敗の原因から解説していきます
目玉焼きの失敗は大きく分けると大体この2つなので、ここをまずは押さえていきましょう
・目玉焼きが焦げる
・黄身が割れる
目玉焼きが焦げる
目玉焼きが焦げてしまうのは焼いてるときのフライパンの温度が高いから
フライパンに油を入れて弱火〜中火で少しだけ温めたら卵を入れます
卵に火を通そうと思ってついつい火加減を強くしがちになってしまいますが、目玉焼きを作るときは基本的には弱火で大丈夫です
あわてずに弱火でゆっくり火を通せば目玉焼きは作れるよ
卵黄が割れる
卵黄は衝撃に弱くてもろいので、ちょっとしたことで割れてしまいます
卵を割るときに高い位置から割ってしまうと落ちたときの衝撃で崩れてしまうことも
卵を低い位置で割る、直接フライパンに落とさずにボウルに割ってからそっとフライパンに落とすなど、衝撃を抑えながら割れば卵黄を崩さずにキレイな形をキープできます
卵黄はデリケートだから注意が必要だね
目玉焼きの焼き方
ここからは目玉焼きの種類と焼き方を解説していきます
目玉焼きにも火加減や火の通し方でいろんなパターンがあるので好みや場面に応じて作り分けの参考にしてみてください
・半熟
・固焼き
・目玉蒸し
・両面焼き
・揚げ焼き
半熟
油を入れたフライパンを温めて卵を入れてから弱火で5分火を入れるくらいで、白身は固まって黄身が半熟状態に
トロッとした卵黄が濃厚な味わいを生み出して、ハムやベーコンとかと一緒に食べると半熟の卵黄が絡んでおいしく食べることができます
焼きそば、焼きうどん、ガパオライス、ハンバーグなどの上に乗ってるのは半熟のものが多く、割りながら食べて卵黄を絡めて味変するパターンが多いです
半熟の卵黄はソースに近い感覚だね
固焼き
白身も黄身もしっかり固まった状態
油を入れたフライパンを温めて卵を入れて弱火で少し焼いたら水を少量入れて蓋をして5分ほど蒸し焼き状態にして完成です
半熟のトロッとしたのが苦手な場合はこちらがおすすめ
しっかり火が通っててもし黄身が割れてしまっても周りが汚れないので、お弁当に入れてもOK
水を入れて蒸し焼きにすることで短い時間でしっかり火を通すことができるよ
目玉蒸し(ココットに入れて蒸す)
ココットなどの器に入れて蒸すと熱が入って固まります
いろんな蒸し方がありますが深めの鍋があれば手軽に蒸せるスチームプレートがあると便利です
目玉焼きというより目玉蒸しになります
形をキレイに保ちやすいのでキレイに丸く仕上げたいときにはおすすめです
これもお弁当に入れるときに使えそうだね
両面焼き
両面焼きは焼かれてる面が増えるため香ばしさが普通の目玉焼きよりもアップします
白身と黄身の外側はしっかり固めて、黄身の中身は半熟に仕上げやすいです
でもそのまま食べるのもアリだね
揚げ焼き
にんにくや唐辛子、ハーブなどの香りを移した油で揚げ焼きにした目玉焼き
揚げ焼きにすることによって普通に焼くより目玉焼きに焼き目が少なくて香ばしさや焼き目のパリッとした感じはなくなります
目玉焼きににんにくやハーブの香りがついてるので焼いた目玉焼きよりも香りや味わいがプラスされてるので、塩をかけるだけで十分おいしい
これがハンバーグや などの上にのってたらかなりぜいたくな料理に進化します
まとめ
ここまで目玉焼きの失敗の原因と目玉焼きのバリエーションについて解説してきました
目玉焼きの失敗の原因は主にこの2つ
・目玉焼きが焦げる
・黄身が割れる
目玉焼きだって立派な料理です
上手に作れば見た目もきれいに仕上がるし、おいしくなること間違いなしです
ぜひこの記事を参考にして失敗しない目玉焼きを作ってみてください
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