グリーンカレーを食べてみたくて、グリーンカレーペーストを買って作ってみたけど
「うわっ、匂いがキツイ」
「口に入れた時の風味がダメだ」
という経験あるのではないでしょうか
そんな人たちはなぜグリーンカレーが苦手なのか、またこれから食べてみたいという人の為にグリーンカレーの特徴、そしてグリーンカレーが苦手な人の為のタイ料理を紹介していこうと思います
「フレンチとカレー関係ないじゃん」
って思う人もいるかもしれないですけど、料理のジャンルは違っても根本にある調理方法や考え方は繋がっています
前提として僕は料理そのものに興味があり、ジャンルを問わず学んできたこと数多くあります
フレンチは食材をなんでも使い、一つ一つの食材に対する知識を幅広く持っていますので、是非お付き合いください
グリーンカレーはまずい!?苦手な人が多い理由とその特徴
グリーンカレーはタイ料理です
タイ料理はパクチーやナンプラーなど、独特な味や香りを持つ調味料やハーブをたくさん使います
これらがタイ料理の味や香りの要素を多く占めるので、好き嫌いがかなりハッキリ分かれる料理です
グリーンカレーもたくさんのハーブを使います
・スィートバジル ・パクチー ・レモングラス ・こぶみかんの葉
グリーンカレーの中に入っている代表的なハーブです
どのグリーンカレーにも必ずこれらのハーブが全て入っているわけではありませんが、ほとんど入っていると言っていいでしょう
個性のあるハーブがこれだけの種類入っているうえ、さらにここにナンプラーやココナッツミルクが足されていくので、個性的な味や香りとなるわけです
ハマる人はハマりますが、苦手な人は香りだけで無理だと判断するかもしれません
タイ料理が苦手な人向けのタイ料理
それではハーブや調味料が苦手な人はタイ料理を食べれないのか
いえいえ、そんなことはありません
クセのあるハーブや調味料を使ってない、または抑えてるタイ料理もたくさんあります
それらは独特な香りや風味も少ないので非常に食べやすくて
「これなら食べれる」
「これは美味しい!」
と、むしろ好んで食べれる料理もたくさんあります
もしかしたらこの先、タイ料理をどうしても食べなくてはならないシチュエーションに出くわすかもしれません
その時のためにクセの少ないタイ料理を知っておきましょう!
ここからクセの少ないタイ料理を一部ご紹介します
カオマンガイ
茹でた鶏肉とその茹で汁で炊いたご飯を一緒に食べます
ご飯が鶏肉のうま味を吸っていて食べ応えがあり、しっかり味がついています
ハーブを使って作る場合もありますが、そこまで気にならないです
ソースは味噌ベースで、醤油、ニンニク、生姜、唐辛子を使って作るものが多く、たっぷりつけながら食べるとめっちゃうまいです
ソムタム
青パパイヤのスライス、インゲン、ナンプラー、ニンニク、干し海老、ピーナッツ、ライムを使用したスパイシーなサラダ
青パパイヤのシャキシャキした食感と唐辛子の辛味、ナッツの甘さとコクと青パパイヤとは違ったカリッとした食感
そこにライムの酸味が入ってきて、いろんな要素が楽しめるタイのサラダです
サイクロークイサーン
中に豚肉、もち米、ニンニクなどを詰めて発酵させたタイのソーセージです
発酵させることにより酸味が出てきて、発酵時間が長いほど強くなります
その独特の酸味がサラミと似ているので食べやすく感じる人も多いはず!
油で揚げたり、炭火で焼いたり調理法は様々で、火の入れ方によって味や食感、香りも様々です
キャベツと相性がよく、ほとんどの場合キャベツと一緒にお皿に盛り付けられています
パックブーンファイデーン
空芯菜を唐辛子などと一緒に炒めたかなりスパイシーな炒め物
タイ料理の中ではポピュラーな料理の一つ
ドウチーという中国味噌やオイスターソースなどで味付け、そこにニンニクや唐辛子を加えています
ファイデーンとはタイ語で「赤い炎」
強火で一気に炒めて仕上げるのがこの料理の特徴です
結構辛い料理ですが、辛さが平気という人は食べてみてください!
バミー
タイ風ラーメン
バミーとは卵と小麦粉で作った麺のこと
スープは鶏出汁で、少し薄い味付けになっています
そこに自分で調味料を足して食べていくスタイルです
そのまま食べても薄味で「美味しくない」と感じてしまうかもしれないので、自分で好みの味に仕上げていきます
自分だけのオリジナルバミーを作ってみてください!
まとめ
タイ料理には独特な味わいや香りがする調味料や、ハーブをたくさん使っていてグリーンカレーもそのうちの一つです
どれも個性的でクセのあるものばかりなので、好き嫌いが分かれて苦手な人も多いはず
でもグリーンカレーが苦手な人も、タイ料理自体が苦手と距離を置かずにクセの少ない料理もたくさんあるので、まずはそこからチャレンジしてみてください
タイ料理の美味しさに気づくかもしれません
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