カレールーを入れたら溶け切らなくてダマになっちゃう・・・
うまく溶かす方法はないかなぁ?
この記事はこんな疑問に答えるための記事になってます
ダマになって溶けないカレールーは鍋底についたり、具材についたりして時間をかけても溶け切らなくなります
それを気づかず食べてしまってしょっぱい思いはしたくありません
そんな思いをしないようにカレールーをしっかり溶かしておいしいカレーに仕上げるための記事となっています
【この記事でわかること】
・カレールーを溶かすコツ
・カレールーが溶けない理由
✔︎ この記事の筆者
・都内の有名フレンチレストランやミシュラン星付きフレンチレストランのキッチンに従事
・料理人ブロガー
・料理を作ること、食べることのお役立ち情報を発信
この記事を読めばカレールーが溶けきったおいしいカレーを作れるようになります
ぜひ食卓においしいカレーを並べて食事の時間を充実させたものにしてください
失敗しないカレールーの2つの溶かし方
カレールーをうまく溶かすには2つの方法があります
・温度を下げる
・カレールーを細かく刻む
どちらかを行えばカレールーが溶けきったダマのない、おいしいカレーができあがります
それぞれ1つずつ解説していきます
温度を下げる
カレールーを溶かすときのコツの1つは煮込んでるお湯の温度を80℃〜90℃まで下げることです
カレールーの特徴として温度が高すぎると溶けきらない性質があります
カレールーを入れる前は肉や野菜をグツグツ煮込んで沸かしてる状態で、温度で言うと100℃です
そこにカレールーを入れてしまうと温度が高すぎるため、溶けきらずにダマになってしまいます
そこでお湯の温度を下げるために煮込んでる鍋の火を止めて5〜10分程度置いて温度を下げてからカレールーを入れて混ぜましょう
そうすることでカレールーが溶けきったダマのない均一に混ざった状態のカレーができあがります
カレールーを細かく刻む
2つ目のコツはカレールーを細かく刻んで溶けやすくすること
シンプルに大きいものより細かいものの方が溶けやすくなります
大きいものは中心の方まで温度が高くなるのに時間がかかるし、ダマとして残るリスクは大きくなります
細かいと中心まで短い時間で温度が上がっていくので溶けやすくて、ダマになるリスクも少ないです
ただし刻むとなるとこんなデメリットも
カレールーは香辛料が多く使われていて香りが強いので、まな板についたら香りはなかなか落ちません
同じまな板で食材を切るとその食材にカレーの匂いが移っちゃいます
そこでこれらのデメリットを感じさせないのがカレーフレークです
カレーフレークはカレールーがフレーク状に細かくなって販売されてる商品で、刻む手間もないし溶けやすいというメリットがあります
これはおいしいカレーがかなり作りやすいです
カレーフレークについてはこちらの記事に詳しく書いてますのでご興味あればぜひご覧ください
カレールーが溶けきらない理由
カレールーが100℃に近い温度で溶け切らない理由はカレールーの材料に使われてる小麦粉が原因
小麦粉には「でんぷん」が含まれています
でんぷんは温度が高すぎるところに入れると、溶ける前にベタッとしたのりのような状態になる性質を持っています
のりのような状態になってしまうといくら混ぜても溶けきることがなく、ダマとしてカレーの中に残ってしまうということです
かといってカレールーは水やぬるま湯のような温度でも溶けないです
まとめ
ここまでカレールーの溶かし方と溶けない理由を解説してきました
小麦粉に含まれるでんぷんがカレールーが溶け切らない理由になってます
うまく溶かすコツは次の2つです
カレーフレークを使えば手間や時間をかけずに、カレールーを刻むことで出てくるデメリットを感じることもなく作ることができます
これらを行なってカレールーを上手に溶かしておいしいカレーを作っていきましょう
こちらの記事もぜひご覧になってください
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