バーナーを使って炙りたいけど何を炙ったらいいのかな
うまく炙れるのか心配だな・・・
この記事はこんな悩みを持ってるあなたのための記事です
料理を炙ることで香ばしくもなりうま味が格段に上がることもあります
でもいざバーナーで炙ろうと思うと炙るのに適した食材が分からなくて、結局使わなかったり、炙らない方がいいものを炙ってしまったりすることも
どれくらい炙ればいいのかもわからず、勢いよく火が出るので真っ黒になってしまうんじゃないかという心配があったりもします
こんな悩みを解決するためにこの記事ではバーナーをうまく使いこなすためのベストな炙り料理の作り方や炙るのに適した食材、バーナーの使い方について解説してます
【この記事に書いてること】
・バーナーを使った食材の炙り方
・炙るのに向いてる食材と向いてない食材
・バーナーで炙るときのコツと注意点
✔︎ この記事の筆者
・都内の有名フレンチレストランやミシュラン星付きフレンチレストランなどのキッチンに従事
・料理人ブロガー
・料理を作ること、食べることのお役立ち情報を発信
この記事を読めばバーナーを上手に使いこなせておいしい炙り料理を作れるようになること間違いなしです
料理のレパートリーもかなり増えますよ
バーナーで炙ってみた
バーナーで炙って美味しくなる代表的なものを炙りました
どれもおいしくなって炙る前とは違った味わいになります
炙った様子を解説します
スライスチーズ
ハンバーグにスライスチーズを乗せて炙ってます
チーズは炙ることでおいしさが増すのでかなりおすすめ
ハンバーグじゃなくてもチーズと相性のいい食材にスライスチーズを乗せて炙るとおいしくなります
チーズ、お肉、炙りの相乗効果でやみつきになること間違いなしの組み合わせです
市販のスライスチーズを乗せて炙るだけでおいしさは爆発的に上がるよ
パルメザンチーズ
パルメザンチーズも炙って香ばしくしたらおいしくなります
リゾットやパスタにかけたパルメザンチーズを最後に炙ることで炙る前とは違った香りを感じることができます
炙られたチーズがアクセントになって食べてて飽きないね
しめ鯖
脂が乗った生の魚は炙ることでうま味が出てきます
表面に脂がじんわり出てきてほのかな香ばしさでおいしさ急上昇です
炙ることでお酒との相性もよくなるよ
クレームブリュレ
砂糖を炙ってあえてこがすことでキャラメルっぽくさせることができます
クレームブリュレは表面に砂糖をかけてバーナーで炙ることで苦味を足しておいしく仕上げます
炙るのは料理だけじゃなくてデザートにも使えるよ
炙るのに向いてる食材
料理や食材を炙ると、炙る前とは違ったおいしさや香ばしさを味わうことがでるようになります
これが炙り料理のメリットですが
でも、どんなものを炙ればいいんだろう?
実際に何か炙ってみようと思ったときにこんな悩みを抱えてしまいます
そこで炙りと相性のいい食材や料理の特徴をまとめてるので解説していきます
脂肪分が多いもの
脂肪分が多いものを炙ると脂肪分に含まれる食材の甘味、うま味が溶け出して表面に出てくることで味わいが強調されます
【脂肪分が多い食材】
サバ、サーモン、大トロ、豚バラ、牛バラ、チーズなど
これらの食材を炙ってそのまま食べてもいいですし、この食材をメインにして作った料理を炙ってももちろんおいしくなります
砂糖
砂糖を溶かしたりこがしたりすることで甘さの中に苦味を足しておいしく仕上げることもできます
苦味がアクセントになります
砂糖を溶かしてこがすクレームブリュレはまさにそれです
砂糖をこがして茶色く色付けることをキャラメリゼって言うんだよ
炙るのに向いてない食材
炙るのに向いてる食材があれば向いてない食材もあります
向いてない食材を炙ってもこげるだけだったり苦味が強くなるだけなのでおいしくなるどころかかえって逆効果になります
次のような食材は炙らないように気をつけましょう
野菜
野菜全般炙るのに向いてません
キャベツやレタスのような葉野菜は下手したら燃えるかもしれません
他の根野菜なんかも炙った部分が黒くこげて苦味が強く出るだけなので炙らない方がいいです
焼いておいしくなる野菜はたくさんあるけど、炙っておいしくなる野菜はないかな
乾燥した食材
乾燥した食材は水分が含まれてないので炙ったらこげるだけです
味もなくなってこげて苦くなるだけなので炙らないようにしましょう
炙るものは絶対水分が含まれてるものにしよう
バーナーで炙るときのコツ
バーナーを使ってうまく炙るときのコツは
バーナーを動かしすぎないこと
バーナーで炙る目的は表面のみを高温で加熱して香ばしくすること
表面のみというのがポイントで中の方までは火を入れないのが上手な炙り方だよ
バーナーを揺らしすぎると表面が香ばしく炙られる前に中心の方まで加熱されていってしまうので、バーナーを揺らさずに一点集中で炙って少しずつ動かしていくのがポイントです
火を当ててる部分が香ばしく焼きあがったらバーナーを少し動かしてまた香ばしく焼き上げる、少し動かして香ばしく焼きあげる
面積のあるものを炙るときはこのやり方でOKです
バーナーで炙るときの注意点
バーナーは火が勢いよく噴き出してくるので正しく使わないと危険なことも
そこでバーナー使うときの注意点をまとめてみたので解説します
安全に使っておいしい炙り料理を食べ尽くしましょう
長い時間炙るときは耐熱性を使う
食材や料理を炙る時間が長い場合は耐熱性のものの上で炙りましょう
バットの上が1番おすすめ
例えば耐熱性ではない普通のお皿の上で長時間炙り続けるとお皿が熱で割れてしまうことがあります
さらに食材がこげついて洗うのが大変に
洗って落ちるならまだしも、洗っても落ちない黒ずんだ状態になってしまうこともあるので特に大事なお皿の上では炙らないようにしましょう
周りをキレイしてから使う
火が勢いよく出るので周りをキレイにして片付けられてる状態で使うこと
あたってなくてもバーナーから出てる火の周りは高温になってるのでプラスチックのものやラップが溶けたりなんてこともあるので注意です
使いやすくておすすめ【バーナー紹介】
筆者が使ってるバーナーはこちらのバーナーです
使いやすいのでこれを使ってます
・ 一般財団法人 日本ガス機器検査協会 認証品
バーナーであればどれも使い方や効果はあんまり変わらないので各製品に大きな差はないけど、1番手軽に使えるのはこれかなといった感じです
ロック付き
安全ロックがついてるので使わないときはロックをかけて置いとくと安全です
安全ロックがしてあれば火をつけるためのスイッチは入らないので火が出ることはないです
つまみを左に回せばロック解除になります
ロックしておけば間違って火をつけてしまう心配もないね
火力調整
灰色の部分を回すと微妙にですが火力調整ができます
炙りすぎたくないとき、少しだけ炙りたいときは火力を弱めてしっかり炙りたいときは火力を強めて炙りましょう
炙り具合は料理から近い位置で炙るか、遠い位置で炙るかでも調整できるよ
片手で簡単に着火
片手で持ちながら着火できるので楽に使えるのがありがたいところ
灰色の部分を押し込んで着火させるのですが、手で持ちながら握り込めば押し込めるので簡単です
このまま握り込めば着火できるよ
片手で楽に使えるのはありがたいね
スタンド付き
ガスボンベの下についてる黒いスタンドがセットでついてます
置くと確かに安定しますが、正直別になくてもいいかなといった感じ
スタンドに置かなくても安定して立ってるので、なければないで全然問題ないです
僕はスタンドがあるから普段はそこになんとなく置いてる感じになってます
バーナーの口コミ
それではここでIwataniのバーナーの口コミも見ていきましょう
【良い口コミ】
・キャンプでも、家でも手軽にあぶりメニューが作れるので、重宝しています
・今まで使用していたバーナーが壊れたので買い替えでしらべたら値段が安くビックリ!使いやすさも最高です
・このバーナーで表面のチーズだけを焼くことができるようになってからは、子どもたちも
大喜びです。
大人も刺身やハムなどを焙ったり楽しんでいるので、結構な頻度で活躍しています。
【悪い口コミ】
・初めてのバーナー購入だったので信頼できそうな物をと思い購入
着火後、炎が残ガス?で体感2秒程消えず焦ります
・火力の調整じたいは可能ですがもう少し調整幅があると嬉しいです
使いやすいから気軽に炙り料理を作れるのは嬉しいところですね
悪い口コミにもある通り、スイッチをオフにしてもオフにしたときのバーナーの角度によっては火が消えない時間が数秒あるときがあります
でも長い時間出続ける訳ではないのでそこまで気にならないかな
火力調整に関しても別のバーナーの方が細かく調整できるものもあります
でもそこは炙りたい料理からバーナーを遠ざけながら炙ることでうまく調整できるのでカバーできます
炙りならではのおいしさを
ここまで炙り料理の魅力やバーナーの使い方や注意点を解説してきました
食生活を豊かにして食事を楽しむのに便利なバーナー
炙っただけで食材の味わいは大きく変わるのでいろんなものを炙って食事をもっと楽しんでいきましょう
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