こんにちは、ヒロです!
今回はタルトを焼く時に使うタルトストーンの代用品について書いていこうと思います
タルトストーンはタルトを焼く時の必須アイテム
でも、いざタルトを焼こうとした時に

「タルトストーンが見つからない・・・」
「そんなに頻繁に作らないからわざわざ買うのもなぁ・・・」
というような時の悩みを感じることもあると思います
でも今回はそんな悩みを解決する記事となっています
この記事を読めばタルトストーンがなくてもタルトをうまく焼くことができるのでぜひ読んでみてください
・都内の有名フレンチレストランやミシュラン星付きフレンチレストランのキッチンスタッフとして勤務
・現役のシェフとしてキッチンで料理を作ってます
これまでタルトは本当にたくさん焼いてきました
ぜひそんな現役シェフの記事を参考にしてみてください
タルトストーンの役割について

タルトストーンとはタルトを空焼きする時に使う重石のことを言います
これがないと生地の中の空気や水分が原因でオーブンの中でタルトの底が膨らんできてしまい、焼き上がりがデコボコした形の悪いタルトになってしまいます
どうせ焼くなら形もキレイに焼き上げたいですよね
膨らんでしまうと中に入れるアパレイユやクリームの量も変わってきてしまいますし、食べてもそこだけ生地の味しかしないということにもなりかねません
でもタルトストーンを使えばタルトストーンの重みを利用して生地が膨らむのを防ぐことができるのでものすごく重要です
なのでタルト作りにおいて欠かすことのできないアイテムというわけです
タルトストーンの代用品4選

タルトストーンは熱いオーブンの中に入れても問題なく使えます
タルトを焼く時の温度は200℃近くまで上げることもあり、かなり高温まで上げていくので、その温度に耐えられるもの、高温にさらされても形を変えたり、焦げたりしないものが代用品として向いています
それではそんな条件を満たした代用品を4つ紹介していきます
生米

生米はタルトストーンの代用品として使った後も少し多めの水で炊けば食べることもできます
なので炊いて食べてもいいし、タルトストーンとして繰り返し使ってもいいです
高温にさらされ、乾燥して水分が抜けてる状態でリゾットが作りやすい状態になっているので作るならリゾットがおすすめです
「よし、リゾットにしよう!」と思った方はこちらの記事を参考にリゾットを作ってみてください

小豆

小豆も代用品として使いやすいものです
でも一度代用として使うと乾燥が激しく、食べようと思った時に柔らかくするのに時間がかかってしまうのでタルトストーンとして再利用することをおすすめします
大豆

大豆も小豆と同じ感覚で代用品として使えます
ただ小豆よりも大きいので使いやすさでいうと小豆の方が使いやすいかなといった印象
これも繰り返し使えるのでタルトストーンの代用品として使い回すのもいいと思います
小麦粉

小麦粉も少し軽めですが使えます
小麦粉はオーブンの中でタルトに触れることがあっても材料として利用しているうえに、味があるものでもないので他の粉末状の物に比べると安心感があります
他の粉のような形状のもの、例えば塩を使ってしまうと塩味がタルトに移ってしまう可能性があり、味を変えてしまうこともあります
せっかく焼いたタルトがしょっぱくなっていたらショックですよね
なので小麦粉は味が移ることなく使いやすい代用品です
まとめ
今回は空焼きする際の重石として使うタルトストーンの代用品4つ紹介させていただきました
オーブンの中で高温に耐えることができるというのがポイントです
代用品として食材ばかりを挙げてきまたが、実はビー玉や石といったものでも代用として使えます
でも「食材やキッチン用品以外を使うのは抵抗がある」があると感じることもあるので今回は食材だけ挙げさせてもらいました
あと小豆、大豆と書いてあって気づいたかもしれませんが大体の乾燥した豆類なら代用として使えます
手に入りやすく馴染みのある2種類を挙げました
これらの代用品を活用してタルトストーンが手元になくても諦めずに焼いてみましょう
今回の記事を参考にして焼いて頂けたら嬉しく思います
ありがとうございました
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